日本で報道されないアフリカニュース-アフリカ・セネガル発のブランド「Tongoro」が大手「Yves Saint Laurent」相手に盗作を訴える

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「Tongoro」とはセネガル人のデザイナーSara Diouf (サラ・ディウフ)が立ち上げた、セネガル発のブランドだ。自国の繊維産業の活性化のために何か貢献できないか、と立ち上げたそうだ。

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©Sarah Diouf/Vincent Macher撮影

 

そんな事件が起こったのは、愛国心溢れる彼女は次シーズンのために自社ブランドのある商品を必死に売り込んでいた時だ。

当の商品はファッション雑誌の編集長などを混乱させるような代物だった。

 

「こんなに長い、フランスパンのように長いバッグってみたことがない…」

 

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Mburuと名付けられたそのバッグは確かにふつうのバッグとは違う形をしていた。

10センチ×60センチあるそのバッグは、地元セネガルで売られているフランスパンと同じサイズなうえに、バッグの実用性よりメッセージ性とファッション性の高いものだったからだ。

 

ちなみに、余談だが、「Mburu」とは地元の言葉で「パン」を意味するので、デザインをしたSarah氏は自分のバッグに地元のセネガルの若者たちの「生きる知恵」「闘争心」などを肌で感じて、毎朝彼らが仕事前に食べるフランスパンの形にしたと述べている。

 

 

そんな強い思いを込めたバッグと同じ形のものが、アシスタントに見せられたとある写真により、かの有名な「Yves Saint Laurent」社の2017年コレクションに載っていたことが発覚した。衝撃だった。

 

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比較写真。

 

確かに、この特徴的なフォルムは酷似しているといえる。

普通なら、「大手と戦っても勝ち目はないから」なにもしない、のがほとんどだが、彼女の場合、バッグのデザインなんかよりも、彼女を含めたセネガルの若者たちの「思い」も盗まれたような気持ちになったのであろう。

 

すぐに弁護士を雇い、ソーシャルメディアで訴え始める。
戦いは始まったばかりで終わりが見えないが、Sarah氏のくやしさなどが伝わってくるような気がした。

 

【記事元】

http://nofi.fr/2017/03/yves-saint-laurent-de-plagiat/36812

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