日本で報道されないアフリカニュース-ケニヤからタンザニアへの乳製品の輸出が80%ダウン。その理由は?

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ケニヤからのタンザニアへの乳製品の輸出が前年の同時期より80%もドロップダウン。

理由はケニヤ製品に対する課税でタンザニア産の商品との競争に勝てなくなったからだ。「これはEACの精神には反する」とケニヤ酪農委員会の委員長のMargaret Kibogy氏は言う。

 

ただ、タンザニアがケニヤ産の乳製品を課税した意味は何となく地元にいるとわかる。

数年前まではタンザニア産の乳製品は工業製品というよりは手作りに近かった。商品事態の質はいいのだが、パッケージが粗悪だったり流通中の保存状態が悪く、すぐに傷んでしまう。
パッケージもしっかりしててタンザニア産と同等の価値であれば、ケニヤ産のものに手を出してしまうのは当たり前の消費行動だ。

 

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熱が伝わりやすいため腐りやすい。

 

 

しかし、最近はアザムや大手の食品メーカーが乳製品の生産に参入し、ケニヤ産と同等もしくは上等の製品を生産し始めた。

 

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引用・:http://bakhresa.com/portfolio-item/milk/

 

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タンザニアブランド

そこで立ちはだかるのはタンザニアの消費者の保守的な傾向だ。

 

「できれば同じものをずっと使用していたい。だって安心だから。」

「新しいものは別に試さなくてもいつもと同じので満足している。」

 

自国産の製品が出回っているにもかかわらず、使いなれたものをずっと利用しよう続けようとする。※この性質には日系企業もほとほと弱っている。

 

そこで、さらに政府が課税をする。

そうするとタンザニア人のもう一つの特徴が表れる。

 

「安いんだったら安い方を使ってみよう。」だ。

 

安い商品大好きなタンザニア人。

 

当時タンザニア産のアザムブランドの牛乳は一般市民までは浸透していなかった。
ただ今ではアザムブランドを利用しているところがずいぶんと多くなった。

 

ケニヤの企業の儲けを考えるより、自国の産業を守るのは国としては間違っていないと思うが、ケニヤもケニヤで80%も輸出が落ちているんだったら危機感に感じるのは十分理解できる。

 

いずれにしてもタンザニアにいる身としては、タンザニアの発展を祈っているので、タンザニア政府の意向を支持したい気持ちである。

 

【記事元】

http://www.theeastafrican.co.ke/business/Kenya-milk-exports-Tanzania-slide-80pc-trade-dispute/2560-4061876-1j37eiz/index.html

 

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