アフリカの都市を空から見たことはありますか?

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アフリカの都市を空から見たことはありますか?

 

ベナン出身のMawunu Feliho(マウヌフェリホ)氏は問いかける。
彼は西アフリカのベナンで生まれ、海外で教育を受けた、いわゆるブラックダイヤモンドだ。
ブラックダイヤモンドはアフリカの中流階級以上出身の2世のことを言う。
インターネットが身近にあり、先進国の常識と自国の文化を浴びて育った人達。

親はある程度裕福なので、子供の将来を思い、無理をしながら(全くしない親もいるが)ヨーロッパに留学させる。そして、地元に戻ってきて、家を継いだり、政府高官になってくれることを夢見てる。

マウヌ氏はそんな家庭で育ったブラックダイヤモンドだ。

 

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”最初は都会にあこがれて、彼らは地元を旅立っていく。
夢に胸を膨らませながら。
理想の世界に期待しながら。”

”しばらく先進国で過ごして、彼らは気づく。
自分はそこに属していないことを。
本来の自分はこんな無機質なきらびやかなものを本当は心から求めていないことを。”

 

学校が休みになり地元に帰ると、祖父は相変わらず私を「Egloye(エグロイェ)」と呼んだ。

Egloye・・・推測するに、部族の言葉。調べても意味がでていないため。

祖父は地元のブードゥ教を信じていた。ちなみに余談だが、ベナンはブードゥ教の発祥の地で、奴隷貿易に乗ってはるかハイチにまで広まったと言われている。

幼いころはエグロイェと呼ばれるのがイヤだった。
クールじゃないから。

でも、故郷を離れて生活してみて、だんだんと自分のルーツはどこにあるのか、自分は何に価値をおいているのか、を知るようになると、祖父がいつも呼んでくれる名前を好きになっていた。
おれと同時に故郷のベナンのことをもっと世に広めたいと思った。

マウヌ氏はベナンにドローンを持って帰り、航空撮影を始める。
それを学校の友達に見せ始めた。

「どこ出身?」
「ベナン。」
「どこ?」
「西アフリカ。」
「あーー。」

で終わっていた会話が、ドローンで撮影した映像を見せると

「おーすげー」

という感嘆が加わるようになった。

そこで彼はVLOG(ブログの映像バージョン)を開設。
もっといろんな人に見てもらおうと、一般公開しだしたのである。

彼自身も自分でドローンで撮影した映像をみて、様々な発見があった。

「コトヌー(ベナンの都市名)の道は実はきちんと区画整備されてて、街全体が整然としているんだ」
「普段当たり前のように前をとおる歴史的な建物もよく見ると屋根まできれいに修繕されているんだ」

自分でも気づかなかったベナンの良さをたくさん見つけることができた。

 

彼の夢はドローンでアフリカ中の映像を撮ること
そして、ベナンの知られていない観光資源をドローンで撮影して、世界中にベナンの良さをもっとアピールしていくこと。

マウヌ氏のような若者がこれからどんどん出てくると感じている。
そして、彼らは我々、外国人が気づかないような視点でアフリカの良さを伝えてくれるだろう。
それがやがて、アフリカ全体のイメージを変えていくようなインパクトになるだろうと期待している。

 

参考リンク

https://egloye.com/

https://www.govamedia.com/2017/07/10/benin-seen-sky-egloye/

 

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