タンザニア国際商業見本市サバサバのジャパンパビリオン運営の実態を大公開!元インターンが語る苦労とやりがいについて。

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こんにちは、東間です。

いつも記事を読んで頂きありがとうございます。
久々の記事で少々緊張気味です。(笑)

 

さて、今日は2カ月前に開催された“サバサバ”こと、「タンザニア国際商業見本市」について書きたいと思います。

私自身は先月タンザニアより日本に帰国したのですが、いろいろと振り返ってみました。

 

そもそもサバサバとは!?

サバサバとは毎年7月にタンザニアで約7日間にわたり開催される国際商業見本市のことです。

見本市と言ったら日本では幕張メッセなどの屋内で開催されるものをイメージする方がほとんどかと思いますが、そこはさすがタンザニアで、屋外で開催されるのです。

 

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サバサバ会場です。日本の展示会とは大違いですよね・・・

サバサバに関わるきっかけ

もともと私は2015年3月からEASPのインターン生としてタンザニアに渡りました。その時はサバサバの存在なんて1ミリも知らずに(笑)

インターンを開始して様々な仕事を行いました。その事業の一つにサバサバがあったのです。

サバサバでジャパンパビリオンを開設した目的を聞いた時、感動をしたのを今でもはっきりと覚えています。

その目的とは、今から5年前にEASP社長の金城さんとその時のJICAの方々が「日本のプレゼンスをタンザニア、アフリカにてもっと高めていきたい、日本企業のアフリカ進出を加速していきたい」ということでした。

アフリカにいるからこそ愛国心と言ったら大げさかもしれないですが、もっと日本の製品やサービスをアフリカで拡大させていきたいと思うのだなと思いました。

そして、進出を促進し、サポートしていくのが海外に来ている私たちの使命でもあるなと思ったのです。

 

パビリオン運営の苦労について

やはり、アフリカは距離も遠く(タンザニアまでは日本から最短でも飛行機で17時間です・・・)、言語も英語だけでは通じないところも多いです。そういった点でやはり日本との様々な“距離”があります。

そこで、せめて見本市などに出展したいと思う企業のお手伝いをし、その皮切りに日本企業のアフリカ進出を促せないかと始まったのがサバサバでのジャパンパビリオンの開設です。

 

海外、しかもアフリカと言ったら展示会に出展することでさえもかなりのコストがかかり、労力(手間)も日本で出展する場合の何十倍、何百倍とかかります。

例えば、見本市出展のために場所を借りても、更地を与えられるだけで、ブースは自分たちで設営しなければならない。

初めての土地では、ブース板を設置してくれる企業さえ知らないため、設営業者から探さなければなりません。ブースが出来上がっても電気を引かなければなりません。

電気もタンザニアでは簡単にひけるものではなく、タネスコというタンザニアの電気公社に連絡し、メーターを取り付け、ケーブルを引かなければなりません。

しかもそれをやろうとすると、1カ月以上はざらにかかります。

また、サバサバに関して言えば、さらに一苦労なのが入場パスをもらうことです。

サバサバ自体の運営(Tantradeという行政機関)がパスを管理しているのですが、パス発行がシステム化していないため足繫く運営オフィスに通い発行手続きを進めてもらわなければなりません。

 

いろいろと愚痴のように言ってしまいましたが、タンザニアで出展しようと思うと最低でもこんなにも手間や費用がかかってしまうのです。

そのためか、これまで日本企業のサバサバ出展はあまり聞いたことがありませんでした。

こんなにも面倒じゃどこも出展できないよ!ということで現地に根差すEASPがそれを総代理することで、「手続きとかやってくれるなら出展してみようかな?」と少しでも進出のきっかけになればという思いがあります。

 

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ジャパンパビリオンです!「KARIBU」はスワヒリ語で「ようこそ!」の意味

悔しさから挑んだ今年のジャパンパビリオン運営の裏側

私の話に戻らせていただくと、サバサバは今回が2度目です。一回目はインターン生時代。

インターン生時代のサバサバではたくさん悔しい思い出があります。企業数を多く集められなかったこと。サバサバに出展してくださった企業様のケアをしっかりとできなかったこと。私としては本当に悔しい思いをしたサバサバでした。

そのうやむやな気持ちを持ったまま、インターン期間が終わり日本に帰国。またいつもと変わらぬ大学生活が始まりました。そんな日々を過ごしていたある日、一通の連絡がきたのです。

それは2017年のサバサバ運営メンバーにならないかという連絡でした。私は即「やらせてください。」と返事をしました。私の心にあった悔しさやうやむやな気持ちも払拭させるには、もう一度やってみるしかないと思い志願しました。それからはもう怒涛の日々でした(笑)

何としてもジャパンパビリオンのブースをできる限り埋め、より多くの企業にアフリカ進出のきっかけをつかんでほしいという思いから、毎日100通ほどの営業メールを送り電話営業をしたのを今でも忘れません。

どんなところからでも担当者と話をしてサバサバ出展の検討をしてもらいたいと、手当たり次第、企業ホームページのお問い合わせにサバサバの紹介を送りました。それを始めたのが2016年の12月くらいからだったと思います。8カ月も先の見本市のためまだ早いと断られたこともありました。電話営業の際ひどい断られ方をしたこともありました。

 

その中で、サバサバのことを記事に載せて頂いたり、「この企業がアフリカに興味があると言っていたよ」と人伝えに紹介して頂いたり、応援してくださった多くの方々に心から感謝しています。おおよそ7か月間の営業で今年は13の日系企業にサバサバジャパンパビリオンに出展頂きました。「かなりの営業をしている割には13の企業しか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にこんなに日本から遠いタンザニアに担当者を送り、見本市に出展を決意してくださった企業の気持ちには、本当に頭が上がりません。

 

私自身は6月にサバサバ準備のためにタンザニアに渡ったのですが、そこからも眠れぬ夜が続きました。眠れてもいつも夢見るのはサバサバのとこでした(笑)

タンザニア現地では、サバサバ運営母体とのバトルもたくさんありました・・・(笑)

 

ただ、やはり相手も人間です。どんな目的を持ってジャパンパビリオンを私たちが運営しているのかをお話すると、みな「タンザニアのためにありがとう、そんな強い気持ちでサバサバに出展してくれているんだね」と言ってジャパンパビリオンのためにいろいろと動いてくれました。

いつもならあんなに大変なパス発行も、備品の搬入搬出のレター発行も・・・本当に熱心に動いてくれました。

 

今回もいろいろなハプニングもあり、出展企業に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。

外部要因といえど、仕事として行っているわけなのでプロフェッショナルに完ぺきにこなさなければいけないと思っています。今年もそういう意味では後悔はたくさん残っています。

 

サバサバは出展企業、サバサバ運営母体のおかげで無事終了いたしましたが、出展してくださった企業、そして私たちにとっても、サバサバが終了した後が本当の勝負だと思っています。

サバサバの目的はアフリカ進出、そしてタンザニア、アフリカに根ざした企業が増えることです。

 

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ジャパンパビリオンは大賑わいでした

 

 

これは自己満足かもしれません。偽善者と呼ばれるかもしれません。

だけど、タンザニアにいて、日本の商品を使っている人が笑顔で「本当に日本製品は素晴らしいね」と言ってくれること。

そして、日本人と関わるアフリカ人が「いつか日本に行ってみたいんだ」と本気で言ってきてくれることを心から誇りに思いますし、そんな時に日本に生まれてよかったと思うことができます。

日本企業がアフリカに進出することは単なる利益追求ではなく、タンザニア人にもタンザニアに住む人々に夢や希望を与えていると心底思っています。

 

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ジャパンパビリオンに来てくれた子供たち。いい笑顔ですね~

 

 

是非来年も何かしらの形で今年の反省を生かしつつサバサバにかかわることができればうれしいなと思っています。

 

そして最後に、こんなに素晴らし見本市に関わらせてくださったEASPに心から感謝しています。

そして何よりもサバサバに出展してくださった企業の皆様に心より感謝しています。

 

是非サバサバやアフリカに進出にご興味ある方はお気軽にご連絡ください!

 

拙い文章かつ長い文章でしたがお読み頂きましてありがとうございました。

 

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最後に、タンザニアの夕日です。明日に向かって走れ・・・ですね😊

 

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コメント

    • 上田聡子
    • 2017年 9月 17日

    初めまして、上田聡子と言います。とても大変なご苦労と同じくらい大きな喜びといい経験をされていらっしゃいましたね。日本の若い方の中に、純粋な彼らの心に感動する方がいてくださってとっても嬉しいです!日本人は、素晴らしい日本に生まれ暮らしていますが、自分が素晴らしくて自分が偉いと勘違いされてる方も多いので、海外へ出ていろいろな気づきをするのは素晴らしいことだと思います。

    私は、5年前に日本を出てドバイで暮らしています。ご存知かもしれませんが、ドバイは日本で報道されているようなキラキラした生活ばかりではありません。アフリカやアジアのたくさんの出稼ぎの方に支えられている国で、どんな仕事であっても彼らがニコニコしてやってのけてくれるので成っているのです。私も彼らと同じ出稼ぎ労働者ということを忘れてはいけない、勘違いしないように過ごしています。

    東間さんは、これからもタンザニアと関わっていかれるのでしょうか?
    世界中の人が幸せになるように願って、頑張っていきましょう。

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