日本で報道されないアフリカニュース。-タンザニアの大統領はいくら月給をもらっているの?衝撃の給料!-

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今週タンザニアのメディアを賑わせた記事はタンザニアのマグフリ大統領の給料がアフリカで三番目に低かったという事実を大統領自ら暴露したこと。

 

マグフリ大統領の現在の月給はずばり!4008㌦だそうだ。

 

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credit: aljazeera

 

正直、日本のサラリーマンとさほど変わらない給料を一国大統領がもらっている事実に驚いた。

そして、他はどうなのかと調べてみると、実はこの月給は前大統領の3分の1にしかならない。

そして、お隣ケニヤのウフル大統領の月給は14,000㌦南アフリカのズマ大統領は20,000㌦

確かに比べると低い。

 

マグフリ大統領いわく

「月給は(以前の大臣時代から)変わっていないし、上げる予定もない。私の役目はタンザニア国民のために奉仕することだ。国民は(長年の腐敗した政治)でお金(税金)を(政府に)かすめ取られていくことにみんな嫌気がさしている」

 

本人自ら月給を公表した裏は「正しい方向に国を導くため」だそうだ。

 

マグフリ大統領は大統領に就任して以来、国の無駄な出費に対して、徹底的に削減できることは削減する姿勢を貫いてきた。そのおかげでついたあだ名は「ブルドーザー

 

前体制でなーなーになっていた分野を根こそぎ改革していることでのあだ名だ。

 

ここでマグフリ大統領が行った様々なブルドーザー改革をご紹介しよう。

1.公務員の(意味の無い)外遊や旅行を禁止にした。

 

実際、就任直後、公費で海外旅行に行こうとした高官が何名も空港で出国できない事件が起こった。

本人も就任後は外遊を2年間で4回しかしておらず、それも周辺国だけにとどまっている。

自ら実践することで見本となっている。それまでは外遊だとファーストクラスを使用したり贅をつくした外遊をすることが一般的だったが今では大統領府の許可がないと外遊すらできない。

 

2. 独立記念日(2015年)の式典にかかる費用の大幅カット

 

「(当時タンザニアではコレラが流行ってたので)こんなにお金をかける意味がない。それより衛生環境改善に使用しよう!」ということで、式典を中止し、全国民動員する「清掃日」にしてしまった

そして、余った予算で、国立病院のベッドを購入した。

 

3. 政府の会議をすべて政府所有の施設で行うことを決定。

 

それまではやれ「国際会議だ」やれ「●●省の会議だ」と予算を湯水のように使用し、高級ホテルや海外で行われていた会議をすべて禁止。各省の施設内や政府所有の施設内で質素に行うことを決定。

 

4. 無資格の公務員を全員クビ。

 

今年4月に適切な資格を所持していない、もしくは必要な訓練を受けていないまま職についている公務員約10,000人をクビにした。

タンザニアでは確かに窓口職員が何も理解していない、さらにその上司も何も理解していないまま、適当に仕事を処理しているところが多々ある。当然そのしわ寄せを国民が被る。

 

5. 今まで税金で賄っていた、クリスマスカードや年賀状制度をすべて廃止。

 

驚くことに、各省に働いている公務員は公費で年賀状やクリスマスカードを贈っていたらしい。その予算を即廃止した。

 

 

とまあ、挙げたらきりがないくらいだ。

 

おかげさまでマグフリ大統領は公務員からは恐れられ、賄賂や公費に対して慎重になってきている。

賄賂はアフリカの文化だ、と肯定する人も少なくない。

しかし、このまま「賄賂」を悪として全国民が認識し、そのまま腐敗が過去のことになっていくのにはまだまだ時間がかかりそうだが、お隣、ルワンダは実現できていることなので、タンザニアもやればできるのではないだろうか。

 

参考リンク

https://africa.cgtn.com/2017/10/04/tanzanian-president-magufulis-salary-one-of-the-lowest-in-africa/

http://www.aljazeera.com/news/2017/10/tanzanian-president-earns-4008-month-171004060931215.html

 

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