タンザニア北部をバスで旅行してきました。-バス旅で学んだ現地のたくましさや課題ー

アルーシャで元旦の朝7時からゲームをする人たち

EASPでインターンをさせて頂いている者です。

年末年始に、10日間の休暇を会社からもらいタンザニアの北部を旅行してきました。

観光名所的なところにはMoshiのUnion Cafeくらいにしか行けなかったので、観光ガイドブックなどに載っていないバスの旅の話をします。
キリマンジャロを遠目で見たり、ティンガティンガの絵を拝見したりするのも当然楽しいのですが、やはりその国を理解するには現地の人々に接するのが一番だと思っています。

バスで移動し、その街の人に会い、彼らの考えを聞くというのが今回の旅の目的だったので、少しタンザニアを理解できたような気がしています。

モシのUnion Coffee

 モシのUnion Cafe。出来立てキリマンジャロコーヒー豆の販売をし、その場でも楽しめる。

 

帰省ラッシュと重なりチケット取るのが大変

ダルエスサラームを出て約12時間。キリマンジャロのあるモシという街に到着し、海外青年協力隊の隊員さんにお会いさせて頂きました。やはり異国の地で日本人に会うのはほっとします。

明朝、ムワンザに向けてモシを発たなければスケジュール通りにアポイントメントをこなせないので、バスチケットの購入を手伝ってもらったらなんと4日後までチケットがない!満席!

 

この日は1月3日で、ムワンザのとある部族の帰省ラッシュが始まる日だったそうです。この部族は毎年、年末はモシですごして、年明けに帰るらしいのです。

お会いした隊員さんに手伝ってもらって、なんとかAアルーシャ発(モシの隣町)のチケットを手配することができました。さり気なく、バス会社に仲介手数料8,000 Tshくらい(350-400円)をとられるという始末。。

 

モシの魚たち

モシで見た魚。

 

チケット取れたのはいいのですが、アナログな国、タンザニアではアルーシャで直接チケットの受け取りをしなければならないのです。すでに時刻は夕方5時を過ぎており、受け取り時間は8時まで。

モシからアルーシャまでバスで2時間、そして、さらにアルーシャ行きのバスの前には長蛇の列、というよりバスの周りに人だらけ。みんな考えることは同じで、モシでチケットなかったらアルーシャ行こう!って考えているわけです。

お世話になった隊員さんに「これがタンザニアですよ、みんな我先に!なんです」といわれた。

 

僕も譲っていられないので、タンザニア人に混じって激混みのなか横入りして何とかアルーシャ行きのバスの席を確保!

せっかく新調したリュックサックが人に押されて、破けてしまった(涙)

そのくらいみんな必死。

 

そのバスで隣に座ったお姉さんに色目使われたり、のちのちWhatsappで「お金送って(ハート)」といわれたりしたのは、また別な話。

 

モシではどたばたな思い出ができました。

 

文章にしてしまうと、「なんだ解決したのか」と思うかも知れないが、その時は生きた心地がしなかったです。

結論:アフリカにいる日本人はみんなやさしい。

 

アルーシャで元旦の朝7時からゲームをする人たち

元旦に朝からゲームをするアルーシャの人々。

 車内泊とバス停での思い出

お勧めのバス会社を回りの人に聞いたが、基本的にどたばたな旅なので、席が開いていればどんなバス会社だろうとチケットを買わざるを得ませんでした。

無論、座席など選んでいられない。

ただし、私のアドバイスとしては、席はどこでも良いけれど、前の方にしましょう

今回は残念ながら、ブコバからダルエスサラームのバスで席が一番後ろしか余っていませんでした。これが、まさに悲劇の幕開けになるとはそのときは気が付かず。。

旅行マップ

今回の旅マップ。ブコバは左上の〇です。 画像引用:Google Map

ブコバの愉快な仲間たち

ブコバの愉快な若者たち

主観的な意見だが、バスの後ろというと日本でも同じ傾向にあると思うが、陽気な人が多いような気がします。会話自体はとても楽しいのだが問題がひとつありました。

道のBumpである。

バンプ(Bump)とは…車がスピードを出しすぎないように、道路にある小さい山みたいなもの。スピードを出したまま突っ込むと車も飛びます。

タンザニアにある長距離バスの多くが、とても古いスカニアのバスとかでエンジンが前にあります。なので、運転手は後ろのことなどお構いなしにBumpに突っ込んでいきます。

どうなるかというと、毎Bumpで一番後ろの席に座っている乗客が天井に頭がぶつかるくらい飛ぶのである。

 

寝ている場合ではない。(っていうか寝れない。)

 

マグフリ大統領になって、Bumpを撤廃しようという動きがあるといいますが、あと何年かかるか分かりません。

座席はぜひ前の方を選びましょう。私は腰が痛かったです。内臓まで振動が来る衝撃です。

余裕をもって予約するのが一番ですね。

車中泊の思い出

バス車内の臭いは警戒レベルに達していました。

一日中クーラーのない車内でみんな汗をかいているわけです。臭いが密集してしまうのだから仕方ありません。

ブコバからダルエスサラームに行くバスだったわけですが、首都ドドマのバス停で止まらなければなりませんでした。

なぜなら、タンザニアの法律で夜間のバスの運行が禁止されているため。

1484645183165御覧の通り、1,400kmほどの距離があります。なぜか1日で行けると思っていた私。 画像引用:Google Map

 

停車している、ギュウギュウに詰め込められた車内で寝ることも辛くなり、午前3時ごろにバスの従業員と一緒に外のバーでご飯食べたりお酒を飲んだりしていました。

この従業員がバーのママと仲が良く、僕も仲間に入れてもらいました。

 

バーのママと深夜にも関わらずなぜかダンスをして、時間をつぶしていました。

彼女のぬくもりは今でも忘れられないとか、忘れてしまったとか。

タンザニアの長距離バス 前エンジン

 

このような経験をして、タンザニアの荒々しさを感じた旅になった。

バスでの旅は過酷ですが、そこにタンザニアの課題を感じることもあるし、生活のリアリティを感じることができます。僕もまだまだタンザニアのことを知らないと感じましたし、辛いといわずにぐっすり寝てる人たちをみてたくましさを感じました。

ぜひ、みなさんもバスの旅をお試しあれ!

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