アフリカ生まれアフリカ育ち、きみかの日本人に喝ッ!~そもそも日本人はコミュニケーションがド下手!?アフリカで苦労する日本人。~

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日本社会で長年住み、慣れ親しむと、このようなことが当たり前になる。

「間を読む」「空気を読む」「行間を読む」「深読みする」「裏を読む」「意図を汲む」

調べてみると、これ以外にもたくさんの表現がありすぎて、列挙できないくらいである。

 

コミュニケーションにおける美徳

このように単一民族かつひとつの文化圏で、さらにひとつの言語を使用して長年の歴史を重ねてきた日本人は、スーパーサイヤ人になってしまったのではないか、と思うぐらい、言葉を発することなく行動をすることを美徳としている。

要するに、詳しく説明することは失礼にあたる「野暮」な行動になっている。そもそも詳しく説明しないといけない相手は、異文化の人、子供、理解できない人であり、日本社会では半人前扱いされると感じるのだ。

 

私の実体験だが、(日本で)老舗旅館でバイトをした経験がある。その際、右も左もわからないような環境で、一日の仕事もきちんとスケジュールされておらず、常に年輩の仲居さんの横で、彼女が黙々とこなす仕事を手伝いながら、一日の流れや料理のこと、接客の方法などを覚えるような環境だった。

その仲居さんとはほとんど仕事の指導を受けた記憶がないくらい、黙々と見様見真似で仕事をこなし、気が付いたら私がなぜか新米に教える立場になっていた、という経験である。

 

これは日本ならではのやり方だと思う。
島国で生き抜くためには、逃げ場がなく、所属しているコミュニティーにいかにトラブルを持ち込むことをしないで、円満に人間関係が築けるかどうか、が生存を左右するといっても過言ではない。

「口は災いの元」と言われるだけあって、余計なことを言わない、しない、そして社会のルールに従うという行動がある意味、日本列島に囚われた私たち日本人の特有の性を生み出したのかもしれない。

このコミュニケーション文化の良し悪しを問いたいわけじゃなくて、それはそれで面白い文化だと思っている。

 

ただ、一歩外に出てみると、このスーパーサイヤ人的コミュニケーション方法は非常に誤解を生みやすい。

 

なぜ、コミュニケーション文化が異なるのか

かの昔、植民地化される前、異文化の交流がなかった王族時代には、おそらく日本のように、暗黙の了解や間を読む場面がアフリカにも多かったと思うが、植民地化で多種多様の異文化と言語が交わることによってそれが廃れていったと私は感じている。逆に言葉を重ねること、コミュニケーションに時間をかける文化が根付いていったと思っている。

 

アフリカ人との会話についてよく耳にするのは、「言葉が多い」「無駄な話が多い」「会話が長い」「ポイントがわからなくなってくる」という日本人の愚痴である。

アフリカ人から日本人との会話についてきいてみると、「言葉足らず」「何を言っているのかわからない」「指示が理解できない」などとコミュニケーションが取れてない場面をたくさんみてきた。

 

一方は言葉が少なくても理解ができる。もう一方は言葉が多すぎるぐらいでやっと理解しあえる。そもそもこの二つは相反している。うまくいかないのは当たり前だ。

 

だから、仕事をする上では、日本的コミュニケーションの取り方をいったん忘れて、ぜひともアフリカ人ともっと会話をしてみてほしい。無駄話にビジネスのヒントがあるかもしれないし、その人を攻略するヒントが隠されいるかもしれない。

 

意識的にたくさん喋る

私は、仕事に関しては子供に教えるくらいの熱量をかけて、指示を出す。私の指示の意図、懸念、疑問も全部伝える。頭がパンクするんじゃないか、というくらい。

でもそれでいいと思っている。

何度も伝えても足りないくらいなので、どんどん伝えていく。そのうち私の言葉を使って人に指示を出したりしはじめるのである。

さらに、私が切り出した指示に関して、「あ、わかった。こうこうでしょ?疑問はこれね。了解」って言ってくれるようになる。

ここで「やった!成功!」って思うのだ。

 

確かに、中には相手に理解してもらえないこともある。ただ、それは人間の相性と一緒だと思っているので、あまり気にしないようにしている。そうゆう時はその人と相性のいい人にいろいろ話し、そして間接的に伝わるようにするのが良い。

私が伝えている内容はどれもとてもベーシックなことで、参考になるかわからないが、基本にすべてがあると思っている。

まずは基本を完璧にこなすことを目指していけば、間違いは修正しやすいだろう。

 

日本人に喝!アフリカ人と分かり合えないときはまずは無駄話をたくさんしてみよう!

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