インターン姫野の突撃インタビュー!第3回:一般生活のリアルに迫る!路上生活からのし上がるカフェの店員さんに話を聞いてみた。

h3

おはようございます。

今回もインターンの姫野が書かせていただきます。

 

今までやってきたインタビューは2回とも、当然ですが事前にアポイントを取ってやっていました。

しかし!今回はちょっと変わって、その場で会って突然インタビューしてみました。

今回の相手は Godfreyさん、タンザニアの Dar Free Market という小さなショッピングモールのカフェで働いている普通の店員さんです。

h5

 

出会った経緯についてですが、ショッピングモールにあるオフィスでミーティングを終えた後、ドライバーが迎えに来るまでの10分ほどの間だけ、寄って行こうかなとたまたま行っただけ。

話かけたきっかけも、トイレがどこにあるか聞いた時。

彼の英語はとても聴きやすくて、まさかの聞き取りやすさにを気を取られてしまい、つい彼の案内を聞き流してしまいました。つい他のことを考えてしまうのは、僕がよくやってしまう癖なんです。

もう一回言って欲しいと聞くと、トイレまで案内してくれるとのこと。アフリカ初心者の僕はまだこっちの人を初対面で信用することができず、その親切心を勘ぐってしまい、トイレでボコられるかと思って警戒しながら彼の3歩後ろをついて行きました。結局はそれも僕の杞憂でしたが。

トイレにいる間、彼に対する警戒心は薄れてきて、カフェに戻った時にはこの人にインタビューしようと考えていました。

このインタビュー連載を通して、これからタンザニアを引っ張っていくような方々とお会いさせてもらい、とても勉強をさせてもらいました。一方で、もっと本当のタンザニアの姿を知るためにも、スポットライトの浴びないいわゆる一般的な生活をしている人にもしっかりと話しを聞いてみたいという気持ちが湧いていたんです。

 

今回は事前用意のないインタビューなので、フランクな感じでお届けします!

まさに”突撃”インタビュー!開始っ

h4

 

姫野:ごめんね、急にテーブルに座ってもらって。

 

Godfrey:全然いいよ。どうしたの?

 

姫野:Godfreyにインタビューしたい。

 

Godfrey:えー!?

 

姫野:そんなに騒ぐことじゃないよ(笑) 君に話を聞いてみたいんだ。

 

Gogfrey:うーん、いいけど、、突然だからびっくりだよ。それで、何を聞きたいの?

 

姫野:ありがとう!まず、自己紹介をお願いします。

 

Godfrey:名前はGodfreyで、29歳です。

 

姫野:もっと若いと思った!今はどんな仕事をしてるの?

 

Godfrey:今は複数のホテルに勤めながら、ここのカフェの改装をしてるんだ。このカフェのオーナーがリニュアールしたくて名前も変えたいらしい。

 

姫野:そうなんだ。ホテルもやりながらここの仕事もするって大変だね。

 

Godfrey:そんなことないよ。みんな、仕事を掛け持ちしながら生活してるよ。

 

姫野:なるほど、みんな働き者だね。話変わるけど、Godfreyってダルエスサラーム出身なの?

 

Godfrey:違うよ。ブコバってところからこっちに来たんだ。ダルエスサラームから大体車で丸2日かかる場所にある町だよ。

 

姫野:かなり遠いね。でも、なんでこっちに移り住んできたの?やっぱり、働きに来たの?

 

Godfrey:うん、そうだね。地元はあんまり仕事がないからね。こっちに来て、それから仕事を探しに来たんだ。それで、今はホテルで働いてるって感じかな。

 

 

h2

Godfrey さんの出身地である ブコバはタンザニアの南西にあるビクトリア湖に面した街。

 

 

姫野:Godfreyはどんな環境で育ったの?

 

Godfrey:まぁ、両親は農家をやっていて、バナナやコーヒー、豆、トウモロコシを育ているよ。高校まではブコバにいて、農家は継ぎたくなかったし、都会に出たかったから18歳でダルエスサラームに来たんだ。

 

姫野:18歳で家を出たんだ。こっちに来て辛いこととかあった?

 

Godfrey:うん、まぁね。俺がダルエスサラームに来た時、こっちに一人も親戚や知り合いもいんかったんだよね。親も俺もずっと田舎から出たことなかったし。だから、家を出て自分の体一つでこっちに移ったんだ。一人だけの生活がここから始まったんだ。まず、無一文だったから路上で生活し始めた。タンザニア最大のマーケットで。

 

姫野:カリアコマーケット?*ダルエスサラームのローカルマーケットの中心地

 

Godfrey:そう!道路の上で寝て、生活をしていたよ。他にもたくさん、地方から来た俺と一緒の状況の子達がいたから、彼らの真似して生活し始めた。

最初の2ヶ月は小さいことから始めたんだ。物を運んだり、人を案内したり。

2ヶ月後から、こっちに来て商売したい地元のビジネスマンをよく案内した

その後、彼らが何を買いたいかによって、その商品を買いに行って彼らの元に持ってく仕事もした。

後、誰かの家を掃除したりして生活してた。

でも、これらはものすごく薄給でギリギリでご飯にありつけるほどだったんだ。それも、毎日この仕事にありつけるわけでもなく、1日逃せばその日は何も食べれずに夜を過ごしたんだ。

やっぱり、数日間連続でご飯にありつけなかった時はやばかったね。死ぬかと思った。

友達がご飯を分けてくれたりしたんだけど、彼らも食べなきゃいけないから、本当に少量だけ。こういう生活が三年間続いたんだ。この時が一番辛かったね。こういう状況では、友達は作りにくいし、地元に帰るお金もないし。

 

姫野:すごく壮絶だね・・・僕が会った人の中で、そんな生活をしていた人はいないよ。

 

Godfrey:辛かったけど、それが今となってはいい経験だと思うようになったな。そういう経験をしたら、これから出てくる人生の障害となるものとどうやって戦っていけばいいか分かるからさ。だから、絶対何があっても諦めない。

 

この話をしてる時、さっきまでとてもチャラチャラしていた彼の態度がとても真剣になっていた。彼の目が潤ってきているのを見て僕も胸が締め付けられるような感じがした。

 

h3

 

姫野:その三年間の後は、どうなったの?

 

Godfrey:ある日、路上で生活をしてる時、俺は気づいたんだ。この三年間で何も変化が見れてないと。やっている仕事は様々だけど、生活のレベルは同じ。俺はここで何をしているんだと思った。

そんな時に、カリアコの街にあるホテルが求人広告を出してるのを見てダメ元で応募してみたんだ。そしたら、インタビューまで通って、結果受かったんだよね。

ここから出て、成長できることが嬉しかったね。それから、1ヶ月は前にやっていた仕事もやりながら、ホテルの仕事もしたんだ。

一ヶ月後、俺は初めてまとまったお金を手に入れた。その日、俺はこの三年間ちょっとこっちに来てから、初めて部屋の中で寝たんだ。

次の月の給料でマットレスを買った。それからはより良い給料を出してくれるホテルを探して、転々としているね。そして、今はこのカフェで、空いてる時間に働いてるんだ。

 

姫野:素晴らしい努力とサクセスストーリーだね。すごく感動した。

 

Godfrey:今では、俺のことを愛してくれる女性も見つけて、子供も出来たよ。生活は豊かではないけど、さっきも言ったようにあの経験をしたから諦めずに頑張ってるよ。

 

姫野:本当にいい話だね。最後に、これからの目標は何ですか?

 

Godfrey:将来の夢は自分の事業を持つことかな。例えば、地元から食料を買って、ダルエスサラームで売りたいね。それか、自分のレストランを持ちたいね。正直、食べ物に関わるものだったら何でもいいかな。

 

姫野:なるほど。なんで食べ物にこだわってるの?

 

Godfrey:昔からの夢なんだ。こっちに来て数年は生きることに夢中で忘れてたけど、来る前は食べ物に関わることをしたいなと思ってたんだよね。やっぱり、親が食べ物を育ててたのが大きいからなのかな。

 

姫野:やっぱり、親の影響は大きいよね。僕も親の影響をかなり受けているから分かります。これで、インタビューは終わりです。長くなっちゃってごめんね!

 

Godfrey:大丈夫だよ。あの話しかけてくれてよかった。タンザニア人はいつも鉄平(姫野)みたいな外国の人を見ているとき意識して笑顔にしているんだ。

なぜかっていうと、僕らは本当は怖いんだよね。特に、外人と話したことがない人とか。

だから、向こうから笑って話しかけてくれるのを待っているんだよ。

 

姫野:それは知らなかった。僕も普段はこっちから話しかけるのは、遠慮しちゃう時もあるな。君に話しかけるのも正直、ちょっと勇気が必要だったけど、案内してくれたときにきっと仲良くなれそうって思えたんだ。

 

Godfrey:うん。だから、話しかけてくれて嬉しかった。タンザニア人全員が良い人って訳ではないんだけど、やっぱりこっちの人は外国人とも話したがっていると思う。言葉の壁とかがあったりすると思うけど、もっとみんなには積極的にこれからは話しかけてくれると俺は嬉しいよ。

 

姫野:分かった、そうする。勇気出して話しかけてみるようにするね。

 

インタビューを終えて

 

今までは、どんな生活をしているのか直接聞くのはいいのかわからなくて、躊躇していました。しかし今回勇気を出して話してみると、アフリカのリアルなものを知るきっかけになりましたし、そういう躊躇いをなくすことが対等してみてもらえることなんだと身をもって学びました。

これからも輝かしい経歴を持ってる人だけではなく、もっと近くにいるタンザニアを支えている人たちにも話を聞いてみたいと思います。言語という壁を通り越して何か通じあえることがあるかもしれないと僕は思っています。
しかし現実は僕が外国人である以上、彼も言ったり通り全員いい人ではないので、これからもチキン姫野は人をちゃんと見定めて話していきたいと思います。

何かに巻き込まれるのは怖いので。

それでは、次回のインタビューもどうぞ宜しくお願いします!

 

Please follow and like us:
20

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る

シェア大歓迎です!