日本で報道されないアフリカニュース-なぜいま南アフリカでナイジェリア人が襲われるのか-

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実はアフリカ大陸で大きな問題になりつつあるのは、南アフリカで起こっているXenophobiaだ。

Xenophobiaとは・・・外国人嫌悪および外国人恐怖症を意味し、外国人や異民族などのアウトサイダーと見られている人や集団を嫌悪、排斥あるいは憎悪する気質を指す。 「きわめてあいまいな心理学的概念」。 ゼノフォビア(xenophobia)の訳語で、「外国人嫌い」などと訳される場合もある。

 

日本ではあまりなじみのない言葉だが、一時期メディアを賑わした「嫌韓流」が一番近い概念だ。

 

南アフリカで起こっているこの嫌外国人は特に底辺層が多いスラム付近で多発しているようだ。2015年にはジンバブエ人が襲われているケースはニュースになったが、実は一番狙われるのはナイジェリア人らしい。

 

その理由はナイジェリア人に対する「悪いイメージ」「偏見」だ。

ナイジェリア人=犯罪というのを自国メディアなどが取り上げたり、日本でもナイジェリア人=インターネット詐欺として有名なように、ナイジェリア人に対しての嫌疑が大きい。

ナイジェリア人が襲われている理由は主に以下の通りらしい。

  1. 南アフリカメディアが報道するナイジェリア人に対する負のイメージ
  2. 南アフリカで一般的にはびこるナイジェリア人=犯罪者だというイメージ
  3. 南アフリカ経済に対するナイジェリアの貢献対する無知
  4. アパルトヘイト時代のナイジェリアの貢献に対する南アフリカの無知

そして、独特だな、と感じる最後の理由
5、 南アフリカ人よりきれいな女性にモテるナイジェリア人への嫉妬

この嫌外国人は、同じ黒人同士で行われていることから、アパルトヘイトを経験した国としての南アフリカがバッシング受けている。

ナイジェリア政府はこの問題に対して何も処置しない南アフリカ政府に対し抗議し、ナイジェリア国内では南アフリカのビジネスマンが襲われたり事業をボイコットする運動にまで発展している。

根底には南アフリカの貧富の差と失業があるが、それらのうっぷんを晴らす場所がないので、外国人がターゲットになっていると感じている。それにたまたま巻き込まれる形となったナイジェリア人には同情を隠せない。

 

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