インターン姫野の突撃インタビュー!第4回:20年後にForbesの表紙を飾ると言われている男。

S__7004185

おはようございます。姫野です。

 

さて、今回インタビューさせていただくのはタンザニアで最も注目を浴びているIT起業家、Edwin Brunoさんです。 EdwinさんはSmart Codesというタンザニアのデジタルマーケティング会社の創設者兼CEOでもある方です。

 

S__7004186

 

また、タンザニアで最も成功したアプリケーションの1つM-Paperというアプリを開発でも名を知られています。

 

M-Paperとは、通常の半分近い値段で新聞や書籍を読者のスマートフォンに直接配布するプラットフォームです。タンザニアの通信会社の大手、VodacomがSmart Codesに出資してできたシステムです。このアプリケーションはアフリカで最高のイノベーションと教育アプリケーションのためにAppsAfrica賞を受賞しました!

 

Smart Codeとは一体どんな会社なのか?

姫野:こんにちは。今日は宜しくお願いします。

 

Edwin:こちらこそ宜しくお願いします。

 

姫野:改めてですが、Smart Codesとは何をされている会社なのですか?

 

Edwin:僕らが主にやっているのは二つあって、一つはデジタルマーケティングで企業のオンライン広告をやっていうよ。もうひとつは、アプリやソフトウエアなどの独自のテクノロジーを開発しているんだ。

 

姫野:つまり、M-Paperは後者の事業ということですね。

 

Edwin:そう、テクノロジーの方だね。でも、あれはVodacomの広告も入ってたから、デジタルマーケティングの要素もちょっとは入るかな。M-Paperを使うにはVodacomのネットワークしか使えないから、それがいい広報活動になるんだ。

 

姫野:開発に出資したのも、Vodacomですか?

 

Edwin:うん、そうだよ。Vodacomみたいな大企業は今、お金という価値よりも顧客の獲得にもっと価値を置いているからね。

あと、Vodacom TanzaniaとはM Pawaというサービスのシステムも担当いるんだ。銀行と共同で、M-Pesaのアカウント登録者は、M-Pesa内に貯金してある金額に基づいて利子を査定してお金を借りたり、貯金したりできる、ということなんだ。

 

姫野:確かに、これからもっと伸びていく人口やインターネット利用者を考えたら、今投資したほうがいいですよね。(タンザニアのインターネット利用者は90.8%)

そういえば、Smart Codesの由来ってなんですか?

 

Edwin:僕は元々、ソフトエンジニアなんだ。だから、コーディングがとても好きなんだよね。だから、どんなテクノロジーを作る時やマーケティングする時は、それを支えるコードはスマートではなくてはならないと思うんだよね。コードが良くなくては、どんなに良いアイデアもうまくいかないからね。スマートに作業することは新しいアイデアの想像と開発のレベルもあげるからね。だから、Smart Codes。

 

姫野:確かにSmart CodesのようなIT企業はコーディングなどのスキルが競争力を保つのに重要ですからね。次の質問なのですが、デジタルマーケティングはどのような企業の広告を受け持っているのですか?

 

Edwin:Vodacom以外にはHeinekenなどの海外企業や銀行だけど、メインでやっているのがテクノロジー系企業のマーケティングだね。

例えば、この携帯は50GBOと1メガピクセルを持っていますと言っても、ほとんどの人はわからない。タンザニアの広告会社といえば、ビルボードなどに広告を載せる仕事がメインなので、こういう用語を理解できないんだよね。我々はわかるから、それを分かりやすく言語化して広告するのが僕らの仕事だね。

 

姫野:手広くやられていますね。言われてるのは、カスタムマーケティングですね。確かに、僕もそのような数値を出されてもどれくらいすごいのかわからないですね。

テクノロジー事業のほうはどうですか?

 

Edwin:今は、M-paperの海外進出を試みているよ。ケニアではSafari.comとパートナーを結んで進めているんだ。他にも、南アフリカとルワンダにも進出する予定。

タンザニア国内では今年中にM-Paperを全ネットワーク会社で使えるようにする予定なんだ。Vodacomとの契約は一年間だけだったからね。

S__7004189

オフィスの様子

 

仕事人としての哲学

姫野:これだけの事を同時進行していたら、とても忙しいそうですね。ちなみにEdwinさんは週に何日、1日に何時間ぐらい働かれているのですか?

 

Edwin:いや、全然忙しいとは感じていないよ。基本休みはとっていないけどね。1日もほとんどの時間はパソコンに向かっているよ。

この仕事が好きだし、辛いなどの感情はないね。

ちなみに、僕は、忙しいと良く言う人はスケージュールがうまくつかめてない人だと思ってて、予定外のことが起きてるから忙しくなるのだと思う。すべてのことが予定通りに進められているのであれば、それは忙しくない。

まぁ、僕のところも全てが予定通りに行くことは難しいけど、うまく調整してるから、忙しくはないかな。それにこの事業に情熱があって、仕事とプライベートの境目なんてないから、忙しいっていう感情すら湧いてこないね。

 

姫野:かっこよすぎる。(笑)僕も将来、自分が好きなことを仕事にできたらいいな。でも、確かに予定がちゃんと入っていれば、それは忙しいのではなく、予定が詰まってるってだけですね。

 

Edwin:そういうこと。最近は、家で家族と食事した後もすぐにオフィスに戻って仕事してるかな。

 

姫野:こっち来てから、よくバーやレストランで多くの現地人の方がいるのを見かけたのですが、Edwinさんはそういうところは行かれないのですか?

 

Edwin:バーとかにはよく行くよ。でも、行くときは昔みたいに楽しみだけに行くのではなくて、人と会うために行く。外国人が行くようなところはビジネスチャンスがあるからね。僕と同じように人に会いに来る現地人もいるから、そういう人たちとの出会いも大切だからね。だから、バーなどの飲みに行くときも仕事の一環だね。(笑)

特に、こっちの人たちのビジネスのやり方は、まず仕事の話をする前に一緒に飲みに行って、お互いの素性を知るというのが多いんだよね。

S__7004188

 

ベンチャー企業をどう思う?

姫野:僕もそういう目線で行ってみたいと思います。さて、次の質問なのですが、ビジネスにおいてのライバルって誰ですか?

 

Edwin:新しく参入してくるベンチャービジネスかな。もし、僕らと同じラインのことをしていたら、すぐに潰すか取り込むことを考えるね。起業家は時には攻撃的に、時には新しいことを考え出さなければいけない。もし、考え出せないのなら、アイデアを持ってる企業を取り込むしかない。時には、それが一番いい方法かもしれない。

アイデアを持っていても、一から作るのには時間、労力そしてお金も使う。だから、そのアイデアをある程度、発展させた企業と一緒に買った方がいい。僕らは、開発するのに余計な労力を使わなくてもいいからね。

他の分野にビジネスを展開するときは、その分野の企業を取り組んだ方がその分野の情報が手に入って、事業がうまくいくことが多いと思ってる。

 

姫野:なるほど。起業家はアグレッシブに、ですね。特に時間がかかるのはダメージが大きいですよね。

 

Edwin時間はお金だからね。極力、余分なお金を使わないようにしてるね。でも、今みたいに大統領が変わったりして、経済があまり伸びてない時は時間がちょっと余るんだよね。そういう時は、イノベーションのチャンスだと思ってて、一から物を作ったりもするよ。

 

姫野:確かに、みんな今はあまり経済は良くないって言っていますね。それをただ、経済が良くなるまで待っているのではなく、時間が余ったから他の事業をやり始めるとは、とても勉強になります。経済の状況以外で何か経営するにあたって難しいことはありますか?

 

Edwin:経済以外は政府の法律かな。今、Smart Codesは南アフリカなどから優秀なエンジニアを連れてきていんだけど、最近政府が出した法律によって人材を外から連れてくるのは難しくなったんだ。タンザニアの雇用を増やすことを目的にしてるのはわかるんだけど、やっぱビジネスにしたらすごいダメージだね。

 

ビジネスアイデアのフィードバックを貰ってみた

姫野:最後になるのですが、ちょっと僕のアイデアを聞いてもらいたいのですが、よろしいですか?ビジネスの先輩として、Edwinさんからアドバイスをもらいたいのですが。

 

Edwin:いいよ。聞かせて!IT系だったらいいアドバイスがあげれるかも!

 

姫野:では、お願いします。僕のやりたいことはですね、

『○○○○○○○○。』です。(一応、まだ内緒です☆)

S__7004187

 

Edwin:おー、いいんじゃないかな。あまり、一回に大きな収益は上げにくいけどスタイル、工夫次第で大きくなるかも。デモを作ってるのはいいことだし、実際、そこにはニーズがあるし。まず、どうやって多くの人に使ってもらうかが問題だから、そこをもうちょっとリサーチしたほうがいいと思うよ。

 

姫野:アドバイスどうもありがとうございます!リサーチから頑張ってみます!

では、これでインタビュー終わりです。どうもありがとうございました。

インタビューを終えて

S__7004185

 

今回も、長文をお読みいただきありがとうございました。

彼と話して感じたのは、技術者というよりも、ビジネスマインドが強く、そして経営者の哲学を持った方でした。インタビュー中にも言われたのですが、彼は小さい時から現在も本を読むのが好きらしく、話していて彼の情報力がものすごいのをとても感じました。

どうしたら、いい起業家になれるかと聞いたら学び続けることだと、言われました。他のメディアのインタビューでも、彼は『スタートアップの創業者としての成長はスタートアップの成長に密接に結びついているため、すべての起業家は学習の文化を育むべきです。』と言っています。

彼は、具体的に先人の失敗から学んで、それと同じ失敗しないことが大きく起業家としての成長を支えるとも言われました。インタビュー中、僕自身、起業することに興味は持っているので、とてもEdwinさんの話に夢中になっていました。

今日、学んだことを糧にして、これからも頑張りたいです。応援宜しくお願いします。

Please follow and like us:
20

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2017年 3月 27日

ページ上部へ戻る

シェア大歓迎です!