アフリカも最新技術で自ら課題解決に挑む時代到来!最新のアフリカのイノベーション・ハブ事情について

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こんにちは。ict4eの原 秀一(福井県一のアフリカ好き)です。
アフリカ・エバンジェリストとして、福井でもアフリカ人と交流したいなぁと思い、人に紹介したり、自分で招いたりしています。
それが功を奏したのか、今年の秋には、タンザニア人が3名ほど福井県に研修に来ることになりました。今から、何が起きるか楽しみです。

 

アフリカのイノベーションハブの実態

さて、今回はアフリカでイノベーションが起る場所を(主観的にですが)紹介してみようと思います。
ナイロビにある iHubGearBoxという、イノベーション・ハブを紹介します。

 

アフリカと一言でいっても広大で、ナイロビのような大都会もあれば、車で数日かかるようなど田舎まであります。
全体の面積からするとごく限られたエリアですが、キラリと光る人物は、アフリカにも沢山いて、
それらの人が集まる場所 = イノベーション・ハブ としてみました。
古くは、大学がその役割を担っていたと思います。東アフリカですと、ウガンダの名門マケレレ大学、ケニアのナイロビ大学などがありますね。

Best universities in Africa 2017
https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-africa
新しく、ここ10年で増えたのは、イノベーション・ハブ:iHubというIT系のコミュニティ・スペースではないでしょうか?また、3Dプリンタの普及と連動して増えているのが、ファブラボ:FabLaboという新しいモノづくり系のコミュニティ・スペース。

 

これらのナイロビ版が、iHubとGearBox です。

 

優秀なハッカーたちが集まるiHubとは?

iHub(https://ihub.co.ke/) は、ナイロビ市内にある、イノベーション・ハブです。

2010年にスタートして、ケニア中のハッカー達が集まって、新しいプロジェクトに取り掛かるコミュニティスペース。

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正直、訪問した時には驚きました。

え、こんなに沢山の若手IT技術者が集まってるの?と。
訪問当時(2013年)は、Ushahidiというオープンソースの存在だけを知って、飛び込みでうかがったので、こんなに人で賑わってるというイメージがまったく持てていなかったのです。

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当時、ナイロビ市内のバス運行情報の発信プロジェクトなどが取り組まれていたとのことで、
行政の人っぽい人たちのツアーも隣で行われておりました。

 

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この他にも、ソフトウェアを世に出すのに必要な検証スマホが多数揃えられたスペースが用意されていたり、
カフェスペースがあったり、定期的な技術イベントが開催されたりと、
アイデアを実現していくのに必要なサポートが充実しているのなぁと感じました。

 

モノづくりにフォーカスしたGearBox

GearBox(http://www.gearbox.co.ke/)は、iHubと同じナイロビのTech系コミュニティスペースですが、フォーカスしているのは「モノづくり」。3Dプリンタを始めとする、アイデアを手に触れるモノにすべく機材が充実したスペース : ファブラボ です。

何か試作したいなぁという時、1台、数十万から数千万するような機械は、個人では買え揃えるのは不可能です。
でも、ここに行けばトレーニングも受けられて、機械が好きに利用出来るので、考えていたアイデアが実際に形にできるという場所です。

例えば、電子回路を考えたあとにプリント基盤というのを作る機械などがおいてあります。

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また、その機材を活用しての、オリジナル製品の開発も手がけているとのことでした。

 

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ここの責任者に聞いて感激したのは、機械そのものを輸入するだけじゃなく自分たちで作る。
それも、ケニア国内で調達できる部品で作ろうという方針で、取り組んでるんだという話です。
ある工作機械の場合、90%まで国内調達の部品で作ったよと話す彼が見てる先には、多くのケニア初の製品があるんだろうなぁと楽しく感じました。

 

自分たちで問題を解決する社会に成長していく未来

これらのスペースに共通するのは、楽しく取り組んでるから人が集まる(僕みたいな、新しいもの好きも寄ってきたりw)。
また、新しいものを作っている人が多いから、そこに投資をしようとする人なども集まってくるという両輪が回ってるように感じた事でした。

実際、タンザニアの友人と話をしていても、誰々に会うにはナイロビのiHubにいるはずだ、
と会話にでてくるほどなので、東アフリカでは中心的な存在なんだろうと思います。

個人的に、ローカルに生活している人が、ローカルにある課題を解決するというのは、大事なポイントだと思います。

 

同じIT技術を使っていても、でてくるプロダクトは、大きく違ってきますから、今後もiHub/GearBox初のプロダクトには注目したいと思います。

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コメント

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  1. 2017年 5月 09日

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