日本で報道されないアフリカニュース-ケニヤのインターネット接続スピードが世界で23位。アフリカではトップ!-

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アフリカインターネット事情

 

Akamai社が最近発表した全世界約100か国で実施した、インターネットの接続速度を測定した報告書によると、ケニアが世界の23位にランクインし、アフリカでは最速の速度を誇る。

ケニヤのインターネット速度は平均は13.7mbpsで同調査によるとアメリカ(10.7bs)や中東の国々より早いインターネットを使用している。

ちなみに世界トップは韓国で平均が26.1mbpsで、香港、ノルウェイとつづく。日本は世界ランク8位に入っている。

 

アフリカ大陸の計測対象となった、南アフリカ(6.7mbps)はアフリカ2位だが、ケニヤとの大きな差で2位を確保している。3位はモロッコ(5.2mbps)、4位ナイジェリア(3.9mbps)といずれにしても、ケニヤに追いつくには程遠い数字だ。

ケニヤの速度が実現できたのは、ケニヤICT cabinet secretaryのムチェル氏によると、国策でも掲げているブロードバンド浸透戦略による国中に設置した光ファイバーのおかげだと語る。

設置目的は大学やICTセンターなどが常時高速インターネットに接続できるようにし、国産のオンライコンテンツ開発を促進させるためだそうだ。

 

ケニヤでは現在、国民の88%がインターネットに接続しているという。

 

しかし、滞在者の所感では・・・

東アフリカで仕事をしての体感だが、ケニヤのネット環境が数字に出ているほど一般的には快適ではなく、むしろタンザニアと比べると劣っているようにすら感じる。それは使用しているプロバイダーや環境にもよるが、あきらかにストレスを感じないのがタンザニアだ。ケニヤでは渋滞中などの密集地などでは極端に繋がりが悪くなるように感じる。
同じくICTで有名なルワンダもケニヤとタンザニアに比べると遥かに人口が少ないにも関わらず、ケニヤとタンザニアに比べスピードは遅い。

 

とはいうものの、ケニヤのICT国家戦略はタンザニアのそれより優れているといえるだろう。ケニヤにはタンザニアの数を大きくしのぐICTハブが存在することでそれが裏付けられている。もちろん、タンザニアのインターネット接続率もケニヤを大きく下回っているだろう。

インフラを整えても、それを有効的に利用できなければただの宝の持ち腐れだ。

 

さらにこの統計をみて感じたことは、西アフリカより東アフリカのほうがICTでは有望だということだ。ナイジェリアの接続速度がケニヤの3分の1にも満たない。国力はアフリカトップだが、ICT分野はまだまだ課題がたくさんあるように感じる。
いずれにしても東アフリカがさらに注目を浴びる要因になるであろう。

 

【記事元】

https://face2faceafrica.com/article/kenya-internet-speeds

http://allafrica.com/stories/201704050037.html

【AKAMAI社の報告書ダウンロード】
https://www.akamai.com/us/en/about/our-thinking/state-of-the-internet-report/

 

 

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