タンザニアにルーニーがやってきた!?なぜタンザニアでプレミア1部リーグのエヴァートンFCの試合が実現したのか分析してみた。

エバートン_170718_0005

どうも、Trickster社の園部です。

実は僕、サッカー経験者のサッカー好きなんです。

ここタンザニアは、ひじょ~にサッカーが人気で、地元リーグの賑わいも選挙に次ぐ騒動といえるでしょう。

そして、なんと!

エバートンがタンザニアで試合をするという情報が入ってきたのです。そう、ちょうどルーニーが帰巣した(この表現あってるのか自信なし)といわれている、イングランド1部リーグのあのエバートンです。

 

こんなビックネームがタンザニアにくるなんて、本当か!?と調べたところ、やはり本当。しかもルーニーもくるというのです。

いざ、試合観戦に!

試合は17時からということで、仕事を早く切り上げ、会場に向かいます。

チケットはVIP席TZS8,000(約400円)、普通席TZS3,000(約150円)と一般層にも優しい価格。VIP席は席が確保されており、確実に座れるということでしたが、当日は売り切れになっていました。

ちなみに、チケットは各送金所(いわゆるM-Pesaの受け取りを行ったり、電気を購入する場所)で電気を購入する容量で買います。

※電気を購入とは、タンザニアでは事前に電気を入れるためのシリアルナンバーを手に入れ、それをメーターに打ち込むことで前払いをする仕組みになっています。

話を戻すと、会場への道のりはさすがの渋滞で、渋滞に左右されないバイクタクシーで会場に向かう人が多く、わかりやすいくらい「こいつサッカー観に行くんだな」というオーラを放っていました。

 

会場になんとか着くと、エントランスは大往生

エバートン_170718_0013

 

チケットを確認をする機能が崩壊し、回転ドアに人が挟まり、殴り合い、警察が泥棒を全力疾走で追っかけたり、言葉通りのカオスがそこにありました。

 

とても写真が撮れる状況ではなくポケットに入った貴重品を守るのに必死でした。

入場後全力疾走で客席に走る姿は、エイリアンから逃げているかのような光景で、正直この時点では恐怖心が上回っているほど。。

 

エバートン_170718_0011

 

とりあえず安全性を重視し空いている3階席に場所を見つけ、観戦開始。

6万人収容のスタジアムで、大体の占拠率は7~8割程度。チケットがこの値段でも、埋まり切るわけではないようです。

その代わり、ローカルのスポーツバーなどでお酒を飲みながら地元の仲間たちと騒ぐといった光景も見られたので、そういう楽しみ方がむしろいいこともあるのでしょう。

 

エバートン_170718_0010

 

試合は前半はルーニー選手もフル出場で帰巣後初得点もあげました!

そのときは相手スポンサー(ケニヤの1部リーグチーム)もむしろテンション上がっていたのが印象的でした。「やっぱりルーニーすげー!!」みたいなことなんでしょうか。来てくれたことをリスペクトするような、暖かい雰囲気がとてもよかったです。

ケニヤチームもコーナーキックから技ありのヘディングシュートを決めるなど、とても盛り上がった試合となりました。結果は2-1でエバートンが勝利を収め、タンザニアの一大イベントは幕を閉じました。

 

エバートン_170718_0005

 

なぜ、このようなビッグマッチが実現したのか?

いち広告代理店としては、このようなイベントの成り立ちを気にせずにはいられません。

そもそも、なぜタンザニアのチームじゃなくて、ケニヤのチームとの試合がタンザニアで行われるのかも謎です。一応、事前にタンザニアのチームとケニヤのチームでの対戦があり、勝者が対戦権を得たという過程はあるらしいですが。

 

どう考えても、チケット収入でペイできるようなイベント事業ではないため、誰の得になっているのか、少し調べてみました。チケット収入は推定1,000~1,500万円程度。

 

 

エバートン_170718_0008

こちらが今回の主なスポンサー陣。

 

各社を調べてみたところ、この一番右のSportPesaという会社が仕掛けの発端であることがわかりました。

このSportPesaという会社はケニヤのスポーツベッティングサービスを展開しており、なんと今年からエバートンのTシャツスポンサーになったんだとか!

参考リンク:http://www.liverpoolecho.co.uk/sport/football/football-news/who-sportpesa-evertons-next-sponsor-12988146

スポーツベッティングとは海外では割と一般的なギャンブルで、どっちのチームが勝つ、誰が点を決める!などと条件を絞り、そのオッズに応じてリターンを得られるサービスのことです。

タンザニアでは、法的に認められていないはずですが、そういう取引所は所々にあるので、サービスを展開すること自体は可能なのでしょう。

ここタンザニアで試合をすることをSportPesaが選んだとすると、これは市場開拓を狙っての大がかりなプロモーションだったと考えるのが妥当ではないでしょうか。

 

他にももっとプロモーション手段はあるでしょう!という意見には同意する部分もありますが、これだけ国民を熱狂させ、記憶に残るイベントを仕掛け、どのメディアもこぞって取り上げるような行事を行うことは、むしろかなり効果的かもしれません。

タンザニアでこういった仕掛けをすることもできるんだと、とても刺激になり、いつかこれだけ国民を活気付けられるようなイベントを作りたいと思いました。(興味ある方、ご一報ください!)

精進します!

 

 

S__6160524

 

 

 

 

Please follow and like us:
20

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る

シェア大歓迎です!